ベランダ周辺のコウモリ駆除で増える相談内容

ベランダ周辺のコウモリ駆除で増える相談内容

近年、ベランダ周辺のコウモリ被害に関する相談が急増しています。特に多く寄せられる相談内容の筆頭は、フン害による衛生面への不安と悪臭です。コウモリは決まった場所で排泄する習性があるため、ベランダの隅や洗濯物干し場に大量のフンが堆積し、アレルギーや感染症のリスクを心配する声が後を絶ちません。次いで多いのが、日没前後にベランダ付近を飛び回る姿や、夜間に壁の隙間から聞こえるカサカサという羽音による精神的ストレス、不眠の訴えです。さらに、エアコンの配管口や室外機の裏、壁の割れ目といった僅かな隙間に巣を作られてしまい、自力での追い出しや侵入経路の特定が難しくなったという切実な相談も増えています。鳥獣保護管理法により無許可での捕獲や殺傷が禁じられているため、傷つけずに追い出す方法や専門業者への依頼タイミングに悩む人が多く、ベランダの快適な使用を阻害される深刻な問題として相談件数が拡大しています。

コウモリ駆除が難しくなる繁殖時期の注意点

コウモリは初夏から秋にかけて繁殖期を迎えます。特に7月から8月はメスが出産し、まだ飛べない赤ちゃんを巣に残して生活するため、駆除の難易度が跳ね上がります。この時期に慌てて巣穴を塞いでしまうと、親に見捨てられた幼獣が家の中で餓死し、深刻な悪臭やダニ、ウジの大量発生を招く原因になります。さらに、日本の「鳥獣保護管理法」により、野生のコウモリを許可なく捕獲したり殺傷したりすることは厳しく禁じられています。そのため、繁殖期は無理に追い出そうとせず、秋が来るのを待つのが基本の対策です。秋になり、子供が成長して自力で外へ飛べるようになったタイミングを見計らい、夕方に一斉に飛び去った後で侵入経路を完全に塞ぐのが最も効果的で安全な方法です。もしどうしても早期の対応が必要な場合は、自分で対処しようとせず、法律の知識と専門技術を持ったプロの駆除業者へ早急に相談することをおすすめします。